梨山
梨山は合歓山と雪山連峰の間にある2000m前後の高地で、良質のフルーツが栽培されています。
茶畑は、桃や梨の畑の合間につくられていることが多く、梨山茶がフルーティーなのは、このフルーツの木が放つフレーバーを吸収しているからともいわれています。
近年、梨山をはじめとした高山では、大陸での「生茶」ブームに合わせて日本の緑茶に近いライトな製法を取る生産者さんが激増しています。雅楽茶では、香りとうま味を手間暇をかけて引き出す梨山地区旧来の台湾式製法でつくりあげた特注茶葉を仕入れることで、最高品質を維持しています。
阿里山
阿里山は台湾中部嘉義県にある高山。約2500mの阿里山を中心に森林地帯が広がっています。有名な阿里山高山鉄道は、元来この木を伐採して運ぶためのものでした。
年間平均降水量が4000mmで雨の日は年間平均209日。霧がかかる日は年間244日だとか。
でも、その湿潤で霧深い気候だからこそ質が高くて美味しいお茶ができるのです! 雅楽茶が提携している茶園は阿里山地区の茶畑としては、ほぼ最高地点の標高1400~1600mあたりの石たく地区にあります。
凍頂
凍頂の名前は台中からほぼ南方向40キロにある南投縣鹿谷郷近辺、600〜1200メートルの高地で生産されているお茶につけられます。
台湾烏龍茶の発祥の地としても知られています。林鳳池氏が中国から持ち帰った茶樹がここで根付き、凍頂茶だけでなく台湾茶の基礎がつくられました。そんな歴史に裏打ちされた深い味と香りのお茶がつくられています。
一方で高級烏龍茶の代名詞のようになっているうえ、マスコミでしばしば取り上げられるため取り扱う業者も多いのですが、味を確かめて選ばないと値段とクオリティが合わないもの、産地の不確実なものがかなり流通しています。
蛾眉
新竹から車で30分ほどの距離にある蛾眉郷。ここは世界的も有名な東方美人茶の産地。
少し高地にある茶畑で、発生したウンカが新芽をかじることにより独特なフルーティーさをもったお茶が生まれます。ということは農薬フリーでなければならないわけです。
手摘で大量生産ができないうえ、近年の気候変動で収量が減っている貴重な高級茶なんです。
日月潭
日月潭(リーユエタン)は台湾中部、南投県にある台湾最大の淡水湖。風光明媚なことで有名なので、リゾートホテルやプレイスポットが多く、国内外からの観光客が多いところです。
雨量の多さと昼夜の温度差、霧が立ちこめる気候がお茶の栽培に適しているため周辺には茶農園が点在しています。
ビンロウの木が生い茂る斜面の合間に、お茶の木の畝が並んでいることが多い日月譚の畑。紅茶に適している臺茶18号やアッサムが、ちょっとワイルドな感じで栽培されています。